大砲台
大砲台は聖ポール天主堂の横の丘に位置し、マカオの名所旧跡の一つです。
大砲台は1616 年に作られ、中国で最も古い洋式砲台の一つです。 この砲台は教会の所有物であり、教会を守るために聖ポール宣教師により造られました。それによって海賊を防いでましたが、後には軍事施設に転じます。 昔は砲台はマカオ中心部に位置し、外部からの防衛の要地で、その為軍事上の重要な場所となりました。
そのため四方へ均等に大型の大砲が配置されていました。しかし今となってはその役目を終え、マカオの歴史を証明する文化遺産となっています。
大砲台の周りには大きな空地があり、そこには花壇が造られ、周囲には木が生い繁り、自然と大砲が融合しており、大砲が過去の遺物であることを物語っています。
大砲台は小高い丘の上にあるため、そこからマカオの全景を眺めることができます。
さらに聖ポール天主堂の遺跡の全景も見渡すことができます。 また、マカオ博物館は 1998 年にこの場所で落成式が行われました。