マカオ 澳门 macau の紹介

マカオ 澳门について紹介していきます。

聖ポール天主堂

スポットの紹介

“マカオ八景”の一つであり、砲台山の下に位置し、マカオ博物館と大砲台の西側に位置しています。キリスト教の教会母堂の前面の壁のみの遺跡で、度重なる家事が原因で他の部分は焼失して無くなってしまっています。
ヨーロッパ芸術と東洋建築風格が合わさった建物で、芸術が融合しているのが見てとれます。彫刻は精密で壮観な眺めです。
全部で5層構造ですが上部3層はピラミッド型になってます。最上部には十字架がそびえ立っており鳩の彫刻の下に天使の彫刻があり、また聖母マリア様の像があったり、キリスト教文化の芸術を目にすることができます。
 マカオの象徴的な建造物でこの地を訪れる人は必ず立寄る場所です。
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マカオにはカトリック教会が多くあり、その中で最も古く、最も有名なのが聖ポール天主堂です。 1602 年に着工し、 1637 年に完成しています。天主堂はヨーロッパのバロック式建築の中に東洋の建築の特徴が融合していることが特異な部分です。 天主堂は当時中国南部一帯で非常に有名だったため、たくさんの外国の宣教師がここに来て教えを広め、中国の文化を勉強し、同時に西洋の文化を東洋へ持って来ました。 天主堂は三回の火事を経歴しており、火事の度に修復されてましたが、1835 年 1 月 26 日の大規模な火事は、壁を一面残し全てを焼き尽くしてしまいました。その壁は中国伝統の門(牌坊パイファン)に形状が似ており、地元の人からは大三巴牌坊と呼ばれています。
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聖ポール天主堂を見た時まず丘の上にそびえ立つ壮観な眺めに見とれ、次に美しい彫刻が目に入ってきます。 最上部には十字架があり、その下は三層に分かれています。一層ごとに銅像があり、マカオの大砲鋳造工場で製作されています。 十字架の下には鳩形の銅像がありますがキリスト教では聖霊が鳩で象徴されています。その周りにある太陽や月や星などは聖母マリア様がイエス様を身に宿す瞬間を表しています。 鳩の像の下にはイエス様の銅像があり、その隣にはイエス様を十字架に張り付けるための杭などが彫刻されています。
 天主堂の近くにある大砲台がある丘から下を眺めると、天主堂の全景を眺めることができます。背面には焼け落ちた遺跡を見ることができます。
聖ポール天主堂は教会としての実際的な機能を失っていますが、マカオ人の生活と密接な関係があります。 ここでは不定期に文化活動が催されており、その時は天主堂前の長い階段が座席となり、一帯は舞台セットの役割りを果たします。
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